はぁ。今日もスロットで3万負けた。もうやめたい
まさに5年前の私の姿です(笑)
完全にギャンブル依存症です。
もう二度と行かないって何度も誓ったのですが、結局また行っちゃうんですよね。
スロットで100万以上負けているはず(依存症の人はもはや負けている額をメモしない)の私が、なぜ依存症を克服できたのかをお話しします。
- ギャンブルをやめたいと思っている
- あなたの周りにでギャンブルをやめてほしい人がいる
- ギャンブルがどれほど怖いものか、興味本位で見てみたい
この記事を読んでほしい人
あなたが、もしくはあなたの周りにギャンブル依存症、特にパチンコやスロット依存症に苦しんでいる方の一助になれば幸いです。
ギャンブルやめたいですか?
最初に質問です。
ギャンブルやめたいですか?
ギャンブルをやめてほしいですか?
このブログを見ている方の中にも
- ご自身がギャンブル依存症ではないかと自覚のある方
- ご家族やご友人など身近な方がギャンブル依存症で克服してもらいたい
と思っている方がいることでしょう。
もちろん興味本位で読んでもらっても大歓迎です。
むしろ、ギャンブル依存症の怖さを知ってほしいからです。
依存症はギャンブルに限りませんし、克服するためのヒントも出しているのでぜひお読みください。
ちなみに、ギャンブル依存症は、本当に根が深いです。特に、私がハマったパチンコ・スロットは克服が難しいかもしれません。
ギャンブル依存症とは?
そもそもギャンブル依存症とはなにか?
様々な定義がありますが、簡潔にまとめるとギャンブルをしたいという欲求に対して自己のコントロールが働かなくなる状態です。
以下の行動が出てきたら完全に依存症の典型例です。
- 仕事や友人との約束をさぼってギャンブルをする
- ギャンブルで負けたお金をギャンブルで取り戻そうとする
- 今日はやめようと思っていたのに、パチンコ屋の前を通った時にふらっと入ってしまう
もっと進めば地獄へ一直線です。
- 借金
- 家庭崩壊
- 自己破産
幸い私はそこまで地獄を見ずに済みました。
ギャンブルをやめた自分の歴史を振り返ってみる
私が依存したのは主にスロット、パチンコが少しといったものでした。
ここからはスロットを中心に話したいと思います。
私は期間にして2005年から10年ほど、途中3年弱のブランクはありましたが、その間はほぼすべての週末でスロットを打ち続けていました。
負けた金額はわかりませんが、100万円以上なのは間違いありません
わからない理由は記録しないからです。
理由は簡単、現実から目を背けるだけです。
負けたことは忘れ、勝ったことは覚えているのです。
ハマった台を晒しておこう
最初にハマったのは吉宗。
今でもyoutubeなどで見ると、こんな演出あった!って心躍りますし、ざわつくときもあります。
その後しばらくして、同じくハマったのが新鬼武者。
このブログはスロットの解説ではないので、詳細は省きますが、5号機になって初めてまともに打てた台という印象でいい思い出です。
トータルでは大負けのはずなんだけど(笑)
スロット知らない人には意味不明だよねw
その他、エウレカセブン、番長2など…
何年もスロットを打っていれば、たまには10万以上勝ちますが、トータルで見れば大負けです。
ギャンブル依存症の自覚とやめようと決める。でもやめられない
依存症の方は最初は自覚がないと思います。
たまに勝ったら豪遊してまた勝とう、負けたら負けを取り戻そう、それだけです。
もちろん楽しいというのもあると思いますが、すべてはお金です。
でもお金は有限です。
だんだん貯金が減ってきた、そのときにどうするか?
借金してまで続けて勝ったら返そうなんて無理です。
どこかで歯止めをかけるべき。
どうやって歯止めをかける?
これがいちばんの問題
歯止めがかけられないのが依存症の怖いところです。
私も負けが込んできてからは、やめたいと思うようになりました 。
今度こそやめよう。マジでお金がやばいぞ
やめようと思って最初に取り組んだのはお金を持たないこと。
外出時に余計な現金を持たず銀行のキャッシュカードも持たない。
ちなみにこれはあまり効果ありません。
外出時にスロット行きたいと思ってしまったら一旦家に帰ってキャッシュカードを持って再出発。
それだけです。
依存症はここまでやります。
次に取り組んだのはギャンブル依存症を克服させるための本を読む。
仕事を首になった、借金した、離婚した、自己破産した・・・。
いろんな地獄を見た体験談を集めた本を読みました。
恐怖を植え付けようと思ったのですが、読んだ感想は、オレはここまでひどくないし。
依存症の人は自分を認めません。
ギャンブル依存症を克服するならギャンブルする時間を無くす!
ではどうすればいいか。
え?そんな単純なこと?と言われるかもしれませんが、スロットをする時間を無くす。
結局それなんです。
ギャンブルできない環境づくり
通常のパチンコ屋は地域によって異なりますが、だいたい朝は9時もしくは10時から開店して閉店は23時です。
基本的に年中無休です。
だから行きたいと思えばいくらでも行けてしまうんです。
これが競馬や競艇といったいわゆる公営ギャンブルと違うところ。
競馬は中央競馬に限れば基本土日しかありません。
物理的に行ける日が少ないのです。
私はスロット依存症をやめたいと思ったとき、幸いにも平日は9時から20時過ぎまで仕事で帰り道にもパチンコ屋がなかったので行く機会がありませんでした。
問題は土日。
土曜の朝に今日は行かないぞ!と決めても家にいるときにふとスロットが頭をよぎると行ってしまいます。
家にこもろうと思っても無理です。時間があれば行きます。
だから土日も友達と会ったり、見たくもない映画を見たり、遠出してパチンコ屋がないド田舎に行ったり、とにかく物理的にパチンコが打てない状況を作り出すしました。
強制スロット断ちの結末
物理的に強制的に、スロットを断ちました。
それしかないと思ったからです。
半年続けました。
すると頭の中からスロットの割合が急に減ったのです。
依存しているものをずっと断てば、無いのが自然になるのかもしれません。
本当に奇跡だったと思いますが、スロットの映像が頭をよぎっても行きたいと思わなくなりました。
というより、今でもたまに行くときあります。
でも、コントロールできてるのが不思議です。
ギャンブルをやめたいですか?【最後の質問】
おそらく、スロットできるお金を断つことで依存症を克服するのは難しいと思います。
なぜなら人は困ればいくらでもずるい方法を考えて借金をするから。
であれば、スロットできる時間を断つほうが早いです。
ひょっとしたらそのために交通費や食費など、お金を費やすこともあると思います。
でも今後スロットで失うお金に比べればはるかに少なく、しかも有意義です。
というか、人に言えるお金の使い方です。
ここまで言っておいてなんですが、私はスロットを否定しません。
パチンコ含めて、いまだに巨大産業ですし、たくさんの雇用を生んでいるのも事実です。
ですから、趣味として割り切って、細々打つのはありだと思います。
ただ、それが依存のレベルとなると話が変わります。
そもそも論ですが、スロットでいくら使ったか人に自信満々に言えますか?
100万負けてるよ!とは、なかなか言えないよね(笑)
依存症ではなく、ネタとして言えるならOKかもしれません。
言えないな、やっぱりどこかで辞めたいんだよな…。
そう思っているものであれば、傷は浅いうちに対策を打つべきです。
もちろん、家族に相談したり、医療機関に相談するのも大事です。
そのほうが効果が確実かもしれません。
でも、家族に相談することで家族関係が壊れるのでは?とか医者に診てもらうには、自分が病気だと認めたようなものだとか、変なプライドが邪魔することもあると思います。
その気持ちわかります。
自分で解決できるなら自分で解決したい。
私はそうでした。
だから周りにはほとんど相談しませんでした。
その私が解決できた唯一の方法が、スロットできる時間を断つ、これだけです。
何度でも言いますが、趣味としてやるレベルならOKです。
依存症だけは気を付けてねという話ですからね!
では!