PREP法を使った説得力のあるライティング術【悪用もできます】

ブログ書こうと思ってもなかなか説得力のある文章が書けないんだよね。

ヨージー
ヨージー

そんなときはPREP法を意識するといいよ

いざブログを書こうと思っても、思うように文章が書けない、この文章で相手に伝わるだろうか?などいろいろ悩んでしまうことはあるはずです。

そんな時に役立つ考えがPREP法です。

PREP法を意識すると文章の流れに無駄がなくなり骨格がしっかりするとともに、説得力を持たせることができるからです。

私、ヨージーもPREP法を意識することでブログの書く時間が短縮できたり、商品レビューなどを書いて実際にご購入いただけることケースが増えてきました。

今回はライティングの基礎となるPREP法についてご紹介します。

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PREP法とは

PREP法とは以下の頭文字を取った用語です。

  1. Point(要点)
  2. Reason(理由)
  3. Example(事例)
  4. Point(要点)

この「要点」⇒「理由」⇒「事例」⇒「要点」の順番で文章を作ると、説得力もあって伝わりやすい文章になるのです。

いきなりそんな文章書けないよ!と思わないでください。

日常会話でも無意識に使っているはずなので、こんな事例を想定しましょう。

お昼ごはんのメニューを決める

たとえば、あなたが仕事の昼休みに定食屋さんに行ったとします。

今日は何を食べようかな…

メニューを見ると今日のおススメは生姜焼き定食となっています。

隣の人も生姜焼き定食をおいしそうに食べていたので、自分も同じものを食べたいと思ったとします。

よし、生姜焼きにしよう!生姜焼き定食ください!

あなたがなぜ生姜焼き定食を選んだのかを簡潔に述べると以下の流れになります。

この一連の流れは実はPREP法で出来ています。

  1. (要点)私は生姜焼き定食を選んだ
  2. (理由)なぜなら今日のおススメは生姜焼き定食だったから
  3. (事例)隣の人も生姜焼き定食を頼んでいておいしそうだった
  4. (要点)だから生姜焼き定食を頼んだ

あとで同僚から「今日のお昼何食べたの?」と聞かれたときに

生姜焼き定食にしたよ。おススメって書いてあったから

実はこれでも要点と理由が入っているので、一応相手には伝わるのです。

でもさらに「隣の人も生姜焼き定食を頼んでいたから」という事例が加わると、なぜ生姜焼き定食を頼んだのか、より相手に伝わりやすくなります。

ゲーム機をねだる

あなたが小学生で誕生日プレゼントにSwitchが欲しいと思っています。

お父さんをどうやって説得し、Switchを買ってもらうか、あなたならどういう作戦で行きますか?

PREP法は伝わりやすいテクニッ文章であると同時に、説得力を付けるテクニックです。

  1. Switch買って!
  2. Switchでポケモンとかスマブラとかやりたいんだ!
  3. クラスの友達もみんな持ってるんだよ!
  4. だからSwitch買って!

この流れも一応のPREPは踏んでいます。でも弱いですよね?

相手を説得するためにはもう一歩ほしい。具体的には

  1. 自分の主張を受け入れるとプラスがある
  2. 自分の主張を受け入れないとマイナスがある

この点を意識するとより説得力が増します。

そのために意識すべきは事例”E”の部分です。

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PREP法の効果的な使い方のポイントは”E”

実際に効果的な事例の使い方を見てみましょう。

先ほどのSwitchの例で少し論点を変えてお父さんを説得してみます。

  1. Switch買って!
  2. Switchでポケモンとかスマブラとかやりたいんだ!
  3. みんな持ってて僕だけ話題についていけなくて仲間外れにされるのが嫌なんだ!
  4. だからSwitch買って

ちょっと嫌な例ですが、自分の主張を受け入れないとマイナスになることを伝えて相手を動かそうとしています。

これを悪用すると典型的な悪徳商法の言い回しになりますが。

この壺買いなさい。買わないと不幸になるわよ。断った人はみんな事故にあって死んでるわ。だからあなたは買いなさい。

といった感じですね。

悪徳商法のテンプレは、この意見を受け入れないとマイナスがあるよという論法です。

良くも悪くもきれいなPREPでやり方次第ではいくらでもできますよ…

実は自分の主張を受け入れないとマイナスがあるというのは、裏返せば自分の主張を受け入れるとプラスになるということなので、言い回しの問題だけです。

いずれにせよ自分の主張を受け入れた方がメリットあるということを伝えないと相手の心は動きません。

PREP法を使った説得テンプレ

では、実際の説得シーンを想定して相手の心を動かしやすい文章を考えてみましょう。

テンプレに当てはめるとどんなシーンにも使える便利モノです。

副業にブログを始めましょうテンプレ

まずは、あなたが副業を考えている人にブログをおすすめするシーンを考えてみます。

PREP法でいくと…

  1. (要点)副業にブログを始めてみましょう。
  2. (理由)ブログはだれでも簡単に始められてアフィリエイトで副収入を得ることができます。
  3. (事例)実際に副業で始めたブロガーさんで月に何万も稼いでいる人がいます。
  4. (要点)だからブログを始めてましょう!

かなり雑な構成ですが、大枠はわかるのではないでしょうか?

今回はあくまで文章の流れをお伝えする記事なので、実際にはなぜブログじゃないといけないのかなど、細かな説明は必要ですが大枠は非常にシンプルであることをご理解いただけたかと思います。

商品レビューテンプレ

次にあなたがおすすめのプロテイン飲料をおすすめするケースを想定します。

  1. (要点)筋トレの効果を高めるためにはこのプロテインがおすすめです。
  2. (理由)このプロテインの〇〇という成分が疲労回復と筋トレの効果アップに繋がるからです。
  3. (事例)有名なボディビルダーもこのプロテインを愛用しています。
  4. (要点)あなたもこのプロテインを飲んで引き締まったボディーを手に入れましょう。

このテンプレは筋トレをしている人という、かなり大きなくくりで作っています。

実際には筋トレを効率よくしたい人や筋トレが続かない人、プロテインの味が苦手な人などもっともっとターゲットを絞るべきですが、大枠はどれも同じです。

あとはターゲットごとに表現を変えるだけなんですね。

PREP法を使えば文章がきれいになる

PREP法の基本は文章を簡潔にまとめて説得力を持たせることです。

でも難しく考える必要はありません。

こどもがSwitchをねだる事例のように、誰かを説得するときにどう話せば相手がうんと言ってくれるか、作戦をよく練れば自然と使っている方法のはずです。

どうしても相手を説得しようとすると回り道をしたり、余計なことを言ったりしてしまいますが、PREP法を使えば簡潔にまとめられます。

では、さっそくブログを書いてみましょう!

え?何を書けば?とネタが無いなら、書きやすいネタから探しましょう。

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この記事があなたのライティングの一助になれば幸いです。