東京マラソンに外れけどフルマラソンデビューしてみたい! 初心者でも安心して出られる関東近郊の大会3選 !

東京マラソンと言えば、フルマラソンを何度も経験している人も、これから走ろうと思う人もみんなあこがれる大会ではないでしょうか。来年の東京マラソンも抽選倍率は10倍を超えました。けて当選した方、おめでとうございます!

もちろん筆者は落選しました(笑)

これで7年連続の落選です。確率論的にはそろそろ収束して当たりが来てもいいころなのですが・・・、ちなみに大阪マラソンも4年連続落選。だいたい倍率が4倍で推移している大会ですので、来年こそは・・・

さて、ほとんどの方が外れた東京マラソンですが、そのために地道にトレーニングをしていた方も多いと思います。せっかくだから何かフルマラソンに出たい!と思う方に初心者でも安心して参加できる大会をピックアップ!

東京マラソンでなくても楽しかったと思える大会ばかりですので是非!

以下は開催日順に掲載しています

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古河はなももマラソン

  • 開催日:2020年3月15日(日)
  • エントリー期間:2021年1月11日(土)まで
  • 制限時間:6時間40分
  • エントリー料:8,100円
  • 定員:10,500人

この大会の良い点・いまいちな点はコチラ

良い点

  1. コースがとにかくフラット。アップダウンがほとんどありません。

    一定のペースで走りやすいので、記録が出やすい大会です。

    初心者にとってアップダウンは脚への疲労が蓄積されます。

    フラットな大会のほうが完走しやすいのは間違いありません。
  2. すれ違うポイントが多い。

    この大会のコースは特徴的で、折り返しポイントがたくさんあります。

    それはつまり、すれ違うポイントが多いということ。

    一人で走るときはあまり関係ないのですが、ラン仲間などと大会に出るときに、すれ違うポイントで掛け声をかけあうのはとても元気がもらえますよ。
  3. 完走メダルがある。

    完走のご褒美にメダルは絶対欲しい!という方にはおススメです。

いまいちな点

  1. アクセスが微妙。

    最寄り駅は宇都宮線の古河駅で東京駅からは約65分。

    ここまではまだいいのですが、古河駅から会場まではシャトルバスで15分ほどかかります。

    過去出場した印象はシャトルバスの待ち時間が長いこと。

    また、帰りも駅に向かうバスは長蛇の列です。

    バスの数は十分あるように見えますが、参加者が1万人規模なのでキャパオーバーの印象も。

    時間にはかなり余裕をもって会場に向かったほうが無難です。
  2. 荷物預かりが有料。

    他の大会では荷物預かりは大会のエントリー料に含まれているとケースが多いのですが、はなももマラソンは預けるときには別途200円を支払う必要があります。

    このお金のやり取りのせいか荷物預けにかなり時間を要します。

    外に置きっぱなしという方もいますが、置き引きなどのリスクを考えると預けたいところです。

東京マラソンの直後に行われるだけあって、東京マラソン落選組が多数集まります。

気候的にも、3月下旬になると温かくなってマラソンには厳しい温度になるので、チャレンジするなら古河で行っちゃいましょう!

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板橋cityマラソン

  • 開催日:2019年3月15日(日)
  • エントリー期間:2019年12月16日(月)まで
  • 制限時間:7時間
  • エントリー料:8,600円
  • 定員:15,000人

良い点

  1. アクセスが抜群。

    会場までは埼京線の浮間船渡駅から徒歩で15分ほど。

    スタート時間は9時ですが、都内近郊の方はかなり余裕をもって来場できるでしょう。
  2. 制限時間が7時間。

    紹介する3大会の中では最長の制限時間。

    河川敷を走るため、交通規制なども関係なく、のんびりと自分のペースで走ることができます。

いまいちな点

  1. コースが単調。

    河川敷の往復コースのため、とにかく単調なコースで基本的には景色が変わらないし、沿道の応援も期待できません

    逆に走りに集中できるという方もいますが、楽しさという点ではいまいちかもしれません。

    加えてメイン会場も河川敷の野球場を使っており、荷物預けはビニール袋に入れて外に置くだけ、雨の時はぬかるみができてかなりキツい状況になるのも覚悟しないといけません。
  2. メダルがない。

    完走メダルがありません。やっぱり完走メダルが欲しいという方には、はなももマラソンのほうがおすすめです。

手軽にフルマラソンを体感する意味ではおススメの大会ですが、3月の中旬になると季節外れの温かさになったり、あるいは冬型の気圧配置が強いと北西からの風が強く吹き、折り返した後の後半はずっと向かい風に苦しむなど、意外と気象条件に左右される大会でもあります。

https://i-c-m.jp/(大会HP)

勝田全国マラソン (エントリー期間終了のため参考まで)

  • 開催日:2020年1月26日(日)
  • エントリー期間:2019年10月7日(月)~10月30日(水)
  • 制限時間:6時間
  • エントリー料:6,000円
  • 定員:フルマラソン15,000人 

この大会の良い点・いまいちな点はコチラ

良い点

  1. エントリー料が安い。

    今や1万円は当たり前、高い大会だと1万5千円というのもある中で、6,000円でフルマラソン大会に出れるのはなかなかありません。
  2. スタート時間が10時半と比較的遅め。

    場所は茨城県のひたちなか市なので東京からでは距離がありますが、その分スタート時間が遅めなので始発でも十分に間に合います。

    前泊の必要がないのは、コンディションの調整やトータルの費用面で有利です。
  3. 寒い。

    寒さが苦手な方にはデメリットかもしれませんが、勝田マラソンが開催されるころは一年でいちばん寒い時期です。

    基本的にマラソンは寒いほうがタイムは伸びます。

    暑さでバテることなく、ベストな状態で走れると思います。
  4. 沿道の応援がとにかくすごい。

    歴史ある大会だけあって、最初から最後まで応援が途絶えないし、私設のエイドもたくさんあります。

    飴やホッカイロを渡してくれる子供たちもいて、本当に元気をもらえますし、地元に根付いている大会であることを実感できます。

いまいちな点

  1. 完走メダルがない。

    エントリー料がお手頃なせいか、フルマラソン大会ではよくある完走メダルが、勝田マラソンではありません。

    せっかくフルマラソンを走るのだからメダルが欲しい!という方には向きません。
  2. スタートから4時間を過ぎると交通規制が解除される。

    制限時間は6時間なのですが、実はスタートから4時間を経過すると徐々に交通規制が解除され、車道を走れなくなります。

    すると、歩道を走って信号を守ってゴールを目指すことになります。

    交通規制は住民の方の生活にも大きな影響を与えるので致し方ない点もありますが、ちょっと残念な点です

以上、勝田マラソンを紹介しましたが、運営面は歴史ある大会だけあってとてもしっかりしています。

筆者もこの大会で初めて4時間を切れたいい思い出があります。ぜひお勧めですよ!

以上3大会を取り上げてみました。どの大会も魅力的ですし、初心者でも安心して参加できると思います。東京マラソンは外れたけど一度はフルマラソンに出てみたい方は、どれか一つチャレンジしてみませんか?完走した後には、今までと違った景色が見れるはずですよ!