さいたま国際マラソンが中止!理由と他の大会を選ぶならどこがよい?

え?さいたま国際が開催見送り!?

代わりにどの大会に出るか迷うな…

さいたま国際マラソンは2020年大会の開催の中止が発表されました。

都市型マラソンが開催中止というマラソン界には大きなニュースでしたが、他の大会に照準を合わせるしかありません。

私、ヨージーも3回出場した思い出深い大会なので残念ですが、このブログではさいたま国際マラソンの中止の経緯と、代わりに出るならどの大会が良いかをまとめました。

ヨージー
ヨージー

まぁ、人気大会とは言えなかったけどショックだよ…

2020年4月19日更新

コロナウイルスの流行により、2020年の大会開催は不透明です。

  1. つくばマラソン
  2. 水戸黄門漫遊マラソン

上記2大会はすでに中止が決まっています。

最新の状況を各自で確認してください。

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2020年のさいたま国際マラソンは開催中止!

大変残念ですが、2020年のさいたま国際マラソンは中止と発表されました。

私は2017年の第3回大会から昨年の第5回大会まで計3回出場した思い出深い大会なので非常に残念です。

そもそもさいたま国際マラソンは財政難で開催を断念した横浜国際女子マラソンの代替レースとして開催された経緯があります。

オリンピックや世界陸上の代表選手を選ぶ大会でありながら、横浜の時と違い一般ランナーも出場できる都市型マラソンの性格も帯びた大会として2015年から開催されてきました。

12月の第2週開催という記録を狙うには比較的良い時期でしたが、コースのアップダウンが激しく難易度の高い大会で有力選手が敬遠した影響は大きかったのでしょう。

一般ランナーとしては参加費15,000円と高いものの、大会会場がさいたまスーパーアリーナとアクセス抜群で、私は好きな大会でしたが埼玉に思い入れのない方はあまり響かなかったかもしれません。

また、有名選手の辞退によりスポンサーも集まらず、さいたま市も開催に当たり7億円ほど負担していたという報道もあり、財政的に厳しかった可能性もあります。

一般ランナーとしては、2020年のさいたま国際マラソンが開催中止となったことで、秋~冬にかけて開催される他の大会に照準を合わせる必要がでてきます。

どの大会が候補となるか、考えてみましょう。

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さいたま国際マラソンに代わる大会はこれ!

さいたま国際マラソンに出ていたランナーが他の関東近郊で目指すにはどの大会が良いか、同時期に開催される3つの大会をご紹介します。

つくばマラソン

基本データ(2019年実績)

  1. 開催日:2019年11月24日
  2. 制限時間:6時間
  3. 定員:15,300人
  4. 参加費:7,500円
  5. エントリー方法:先着順
  6. エントリー期間:7月7日~7月29日(一般枠)

ひとつめは茨城県つくば市で開催される「つくばマラソン」です。

歴史ある大会で、コースの難易度も低いことからマラソンデビューで選ぶ方も多い一方で、記録が出しやすいのでエリートランナーも多数出場します。

一般的な都市型マラソンよりは、ちょっと硬派なマラソン大会ですね

つくばマラソンの欠点は先着順のエントリーで、人気大会のためにエントリー開始と同時にクリック合戦が繰り広げられること。

基本的にエントリー当日に定員になって締め切られます。

迷っている暇は無いので、事前につくばに照準を合わせてクリック合戦に勝つ必要があるので注意してください。

湘南国際マラソン

基本データ(2019年実績)

  1. 開催日:2019年12月1日
  2. 制限時間:6時間30分
  3. 定員:16,500人
  4. 参加費:12,500円
  5. エントリー方法:先着順
  6. エントリー期間:5月25日~(一般1次募集)

ふたつめは「湘南国際マラソン」です。

大磯がメイン会場で、大会の名前通り湘南の海沿いを走るコースです。

この大会もつくばと同じく人気大会でエントリーは先着順なので注意が必要です。

またアクセス面から考えると、埼玉県から行く場合大宮以北の人は始発に乗っても間に合わないため、さいたま国際マラソンに出ていた人が湘南を目指す場合はアクセス面も注意してください。

会場直通の臨時バスなども出るのですが、朝早すぎて当日の調整が難しいところがあるんですよね・・・。

またコースは陸連の公認コースではないのも難点。

ちなみに、完走メダルは毎年デザインがとてもオシャレで大人気です(笑)

横浜マラソン

基本データ(2019年実績)

  1. 開催日:2019年11月10日
  2. 制限時間:6時間30分
  3. 定員:約27,000人
  4. 参加費:15,000円
  5. エントリー方法:抽選(実績2.9倍)
  6. エントリー期間:4月17日~5月20日

最後は「横浜マラソン」を紹介します。

今回紹介した3大会のうち、唯一の抽選の大会なので運次第のところはありますが、2019年大会の抽選倍率は2.9倍なので、東京マラソンに比べれば当たる確率は高いですね。

横浜マラソンは開催時期に変動が多く2020年大会がいつ開催されるか不明ですが、2019年は11月の第2週でした。

まだまだマラソンとしては暖かい時期だし、首都高を走る部分のアップダウンが激しいのでベストタイムを狙うには少し厳しいかもしれません。

とはいえ、さいたま国際マラソンが無くなれば横浜に切り替える人も増えるでしょうし、抽選倍率が上がる可能性もありますね。

ちなみに横浜マラソンと横浜国際女子マラソンとは、何の関係もありません。

陸連は一切関係なく、あくまで都市型市民マラソンで公認コースでもありません。

第1回は実は距離が短かったという信じられないトラブル、第3回は台風で中止後の返金で大騒動と、ちょっと運営に難あり?と個人的には思っています。

そのほかの大会は?

その他にも候補になる大会はいくつかあります。(開催日はすべて実績)

水戸とぐんまは時期的に秋マラソンの序盤なので夏の走り込みが大事になりますが、まだまだ暖かいのでタイムは狙いにくいですね。

  1. 水戸マラソン:2019年10月26日
  2. ぐんまマラソン:2019年11月3日
  3. 勝田全国マラソン:2020年1月26日

勝田は逆に2~3月のマラソンをメインに考えている人には時期が遅く、どれも一長一短なのが残念。

やはり、さきほど紹介した3大会がメインと考えるのが一般的でしょう。

ちなみに私はつくばが第一候補です。

クリック合戦に勝たないとね!

気になるさいたま国際マラソンの今後

2021年以降のさいたま国際マラソンはどうなるのか、まだ何も発表はありませんが代表選手を選ぶ大会ではなく市民マラソンとして開催する案も出ているようです。

ひょっとしたら前身の「さいたまシティマラソン」のようにハーフマラソンとして復活する可能性もあります。

個人的には埼玉県の周辺は、東京、横浜、つくばなどなどフルマラソンが多数ある中で埼玉県だけが無いのは寂しいので、市民マラソンとして規模を縮小してでもフルマラソンを開催してほしいところです。

都市型マラソンは東京マラソン以降増え続けてきましたが、財政面が厳しい大会もあります。

ひょっとしたら今回のさいたま国際マラソン見送りの影響は、他の大会でも出てくるかもしれません。

今後の展開に注目しましょう。