2020年版 板橋Cityマラソンのコースやアクセスを徹底攻略

  1. 2020年2月21日追記
    板橋cityマラソン2020はコロナウイルスの流行に伴い中止が発表されました。
    参加費の返金については検討し、後日大会ホームページで発表するとしています。
    https://i-c-m.jp/

板橋Cityマラソンのコースはどんな感じなの?

初めてフルマラソンに出るんだけどいろいろ心配…

今日は2020年3月15日に開催される板橋Cityマラソンについて詳しく解説します。

私、ヨージーも2019年の板橋Cityマラソンを走って自己ベストを出せた相性の良い大会です。

ヨージー
ヨージー

去年は天候が良かったのが幸いしたね

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板橋Cityマラソンってどんな大会?

板橋Cityマラソンは1998年に「東京・荒川市民マラソン」として開催され、2011年に現在の「板橋Cityマラソン」に名称を変更して現在に至っています。

特徴としては

  1. 都内開催なのでアクセスしやすい
  2. 河川敷コースでアップダウンが少ない
  3. 7時間と制限時間が長い

これらの理由により初フルマラソンに板橋を選ぶ人が多いのにも関わらず、完走率は例年95%超という高い数字を誇っています。

東京マラソンの2週間後開催のため、東京マラソンに落選した人が多くエントリーする大会でもあります。

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会場までのアクセスやスタート時間は?

次に、会場までのアクセスやスタート時間の注意点について解説します。

会場までのアクセス

板橋Cityマラソンの会場は荒川の河川敷内の特設会場を使用します。

最寄り駅はJR埼京線の浮間舟戸駅か都営地下鉄三田線の蓮根駅で、ともに徒歩15分ほどで会場に着きます。

専用駐車場はありません。

付近にもコインパーキングは少ないので、なるべく電車で向かうようにしましょう。

スタート時間

スタート時間は9時です。

スタートブロックは過去のベストタイムもしくは今大会の申告タイム順に割り当てられます。

初心者の方ほど後ろのブロックになりますが、15,000人が走る大規模大会のため、後ろの方のブロックの会場からかなり離れています。

ゼッケンは事前送付なのはありがたいですが、荷物を預けたりトイレに行ったりしているとあまり時間はないので遅くとも8時前、できれば7時半には着いていた方が安心ですね。

ちなみにどの大会でも自分のブロックより前のブロックに割り込んでいる人がいますが、板橋も例外ではありません。

実力以上に前のブロックに入ることは序盤の渋滞を招く原因なので、やめましょうね。

コース紹介

続いて板橋Cityマラソンのコースを紹介します。

一言で言ってしまえば、荒川河川敷一本道の折り返しコースですが、ポイントとなるところはいくつかあるので詳しく説明します。

往路(スタートから荒川大橋の折り返しまで)

スタートして5キロくらいまでは自分のペースで走れないものと思ってください。

というのも人数に比べて明らかにコース幅が狭いのが原因です。

河川敷コースなので仕方ない部分もありますが、一般的な片側1車線の道路より狭いと思ってください。

渋滞がおさまるまで、ペースを抑えて体力を温存しているんだと割り切りましょう。

無理に追い抜くより、後半勝負の方がタイムは安定しますから。

基本的にはフラットなコースですが、唯一それなりにアップダウンがあるのが5キロ地点の岩淵水門付近です。

序盤なので体力の問題はないと思いますが、無理せず行きましょう。

水門を越えれば、あとはひたすら荒川の河口に向かっていくだけです。

河川敷なので応援もほとんどありませんし、景色も変わりません。

それを退屈だと苦手な人もいる一方で走りに集中できていいという人もいます。

私は後者なのですが、多数派は前者かもしれません。

復路(荒川大橋折り返しからゴールまで)

折り返しポイントを過ぎると、元来た道をひたすら戻ります。

ここで思わぬ敵が現れます。北西からの強烈な向かい風です。

冬型の気圧配置が強くなると関東地方は晴れて北西の風が強く吹きます。

特に河川敷のような風を遮る物がないところでは強く吹きます。

天候は運次第ですが、2017年大会は猛烈な風だった一方、2018年、2019年はそれほど強く吹きませんでした。

果たして2020年がどちらになるか、こればかりは神のみぞ知るです。

前半で紹介した岩淵水門のアップダウンは37~38キロ地点に立ちはだかります。

最後の最後で体力的に厳しいところですが、踏ん張っていきましょう。

岩淵水門を越えればあとは完全フラットでゴールに向かうだけです!

制限時間や関門、完走メダルなど大会の周辺情報

制限時間と関門

ゴールまでの制限時間に加えて途中で2か所の関門があります。

注意してほしいのは、この制限時間はスタートの号砲が鳴ってからの時間です。

最後尾のランナーはスタートの号砲が鳴ってからスタートラインを跨ぐのに20分くらいかかります。

最初の関門の制限時間は実質3時間10分だと思ってください!

関門 距離 場所 閉鎖時刻 制限時間
第1関門 21km 荒川大橋 12:30 3時間30分
第2関門 38km 新荒川大橋サッカー場付近 15:30 6時間30分
ゴール 42.195km 河川敷特設会場 16:00 7時間

給水

給水所は4キロ付近から始まり、合計15か所あります。

だいたい2~3キロに1か所はある計算で、かなり充実している大会です。

給食も果物やおにぎりなど多くそろえているので初心者でも安心ですよ。

不安な方はランニングポーチにジェルを入れて走りましょうね!

私は毎回アミノバイタルメダリストを持って走っています。

ランニングポーチは揺れないやつにしないとストレスが半端ないので気を付けましょう。

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完走メダル

残念ながら板橋Cityマラソンには完走メダルがありません。

特に初フルマラソンの場合、記念に欲しいところですよね・・・。

完走メダルがある他の大会に改めてチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?

記録証

記録証は後日郵送されてきます。

当日はWEBで記録証の確認ができるのでそちらでチェックしましょう。

手荷物預け

手荷物預けはゼッケン送付時に同封される大きめのビニール袋に入れて預けられます。

ただし、基本的には外に放置なので、雨の場合は口を強く縛るなど注意が必要です。

会場付近にそのまま放置しているランナーさんも多いです。

最後に 優しさとと硬派が入り混じった魅力ある大会

最後に板橋Cityマラソンは不思議な大会です。

制限時間の長さや給水の多さ、コースの走りやすさで考えれば初心者に非常にやさしい大会です。

一方でコースが単調だったり完走メダルがなかったり応援も少ないなど、ストイックな部分も持っています。

その両面がエリートランナーから初心者まで広く受け入れられる原因ではないでしょうか。

板橋でフルデビューをして、毎年板橋でタイムを更新していく・・・、そんな姿を描いてみてはいかがでしょうか?

このブログが一助になれば幸いです。