ハイテクハーフマラソンってどんな大会なの?
初めて出るんだけど、上流コース下流コースって何が違うの?
このブログでは、2020年1月12日に開催される「ハイテクハーフマラソン」について、会場へのアクセスやコースの攻略方法について解説します。
毎年1月中旬に開催されるため年末年始にサボると痛い目を見る大会ですよ!
ハイテクハーフマラソンってどんな大会?
ハイテクハーフマラソンは2020年大会で21回目を数え、東京マラソンなどマラソンブームが起こる前から開催されている大会です。
コースは荒川の河川敷を使用し、スタート会場までもJR赤羽駅から徒歩15分ほどで着けることから毎年走り始めの大会として出場している方も多い大会です。
ハーフマラソン以外にも3キロマラソンや、2019年大会からフルマラソンの部が始まったりしていますが、やはりメインはハーフマラソンで8,000人のランナーが出場する大規模な大会です。
コースとスタート時間について
ハイテクハーフマラソンではコースとスタート時間について特徴のある方式をとっています。
まず、コースが「上流コース」と「下流コース」に別れています。
スタート会場からそれぞれ荒川の上流に向かって折り返す上流コースと河口に向かって折り返す下流コースがあります。ゴール地点は両方ともスタート会場です。
また、スタート時間についても10時、10時15分、10時30分と3回に分かれるウェーブ方式をとっています。
これによって、合計6グループに分かれることになり、8,000人のランナーがそれぞれ約1,300ほどに分散されてスタートを切るため、スタートの号砲が鳴ってからスタートラインを通過する時間の短縮やスタート直後の渋滞の解消に役立っています。
また、大会エントリー時の申告タイムが早い人からスタート時間も早い傾向にあるようです。
ただし、上流・下流コースの割り振りは完全にランダムのようです。
※陸連登録者は上流コースが優先されるようです。
上流コース・下流コースどちらが走りやすいの?
これは間違いなく上流コースです。
どちらも河川敷のコースなのでアップダウンはほとんどありません。
何が違うかというと、ずばり風です。
1月のこの時期では、北西からの風が強く吹くことがあります。
特に河川敷のような風を遮るところがない場所では、暴風のように強く吹くことがあります。
すると下流コースは折り返した帰り道、ずっと向かい風と戦うことになります。
上流コースは前半向かい風ですが、後半追い風になります。
体力の厳しい後半に追い風か向かい風か、どちらが楽かは明らかですよね。
でも上流・下流どちらかは完全にランダムです。
どちらになるかはゼッケンが届いてからのお楽しみですが、簡単にコースの解説をします。
上流コースの特徴
上流コースはスタートしてしばらくはフラットな区間が続きます。
アップダウンは10キロの手前辺りで5メートルほどあるだけです。
折り返した後半でも同じように水門のアップダウンを越えた後はひたすらフラットです。
追い風の力も借りてかなり楽に走れると思います。
給水は往路の5キロと8.5キロ地点、復路の12.5キロ、16キロ、19キロ地点の計5ヵ所です。
下流コースの特徴
下流コースも基本フラットです。
目立つアップダウンは2キロ付近で水門を超えるアップダウンぐらいですね。
ただし、下流コースの問題はアップダウンではなく、以前にも述べてますが風です。
後半の向かい風にどう耐えられるかが勝負です!
給水は往路の4キロ、8.5キロ地点、袋の12.5キロ、17キロ、19.5キロ地点で、上流コースと同じく計5か所あります。
念のためジェルなどの補給食を持っていてもいいかもしれません。
その他の周辺情報
大会に参加するにあたって、その他の気になる点を説明します。
ゼッケン
事前に自宅に送ってくれるので、当日の受付はありません。
当日持ってくるのを忘れてしまった場合は、有料で再発行が可能です。
手荷物預かり
手荷物は無料で預けられます。例年だと、大型のトレーラーが会場の横に停められており、トレーラーの荷台に預けます。屋根のあるタイプなので雨でも濡れる心配はありません。
参加賞
完走者にはTシャツ(2020年は長そで)がもらえます。
記録証
記録証は紙で発行されません。WEBでダウンロードするタイプです。
最後に
ハイテクハーフマラソンのコースやその他の情報についてお伝えさせていただきました。
いかがでしたでしょうか?
ハイテクハーフマラソンは走りやすい大会なので始めてハーフマラソンに出るという方から、2月3月のフルマラソンシーズンに向けて最初の調整に使う方まで様々です。
なにより、1月の中旬なので、年末年始に暴飲暴食していると大変なことになってしまいます(笑)
自分を戒めるためにも、いい大会かもしれません。
少しでもこのブログがお役に立てばうれしいです!