青梅マラソンのコースの特徴を知りたい!
初めて出るんだけど、どんな大会なの?
今日は2020年2月16日に開催される第54回青梅マラソンについて、大会の魅力やコース、アクセスなどを解説します。
私、ヨージーも昨年初めて出てすっかり魅了されてしまい、もちろん2020年も出ます!
走りごたえがあるし、3月のフルに向けていい練習になるんだよね。
青梅マラソンってどんな大会?
青梅マラソンは2020年で第54回を数える歴史ある大会です。
第1回大会は1967年(昭和42年)に開催され、2007年に東京マラソンが開催されるまでは冬の東京のマラソンと言えば青梅を指すのが一般的でした。
東京マラソン開催後も、東京マラソンに落選した人がチャレンジしたり、3月以降のフルマラソンの練習として出場する方もおり、30キロの部と10キロの部を合わせて19,000人のランナーが出場する人気大会です。
「マラソン」と言っておきながら、実は30キロしかないのも不思議な大会ですね。
ちなみに万が一、大雪などで中止になった場合の参加費の返金はありません。
コチラの記事も参考にしてください。
会場までのアクセスやスタート時間は?
会場までのアクセス
青梅マラソンの会場の最寄り駅はJR青梅線の河辺駅です。
更衣室や荷物預けは河辺駅から徒歩10分ほどの総合体育館または市立総合病院にあります。
ゼッケンは事前送付ではなく、前日もしくは当日に会場で受け取ります。
- 前日受付:総合体育館
- 当日受付:河辺小学校
受付場所が異なるので注意してください。
河辺駅から河辺小学校でゼッケンを受け取って会場の総合体育館に着くまではおよそ30分かかるので、スタート時間に遅れないよう注意してください!
スタート時間
スタート時間は午前11時30分と遅めです。
河辺駅までは新宿から約65分かかりますが、スタート時間が遅いので始発で向かわないと!ということもなく余裕をもって行動できます。
当日は全車指定の臨時列車も運行しています。
- 特急おうめ91号(青梅マラソン号)千葉発
千葉発7:09⇒船橋7:21⇒錦糸町7:32⇒新宿7:51⇒河辺8:43 - らくらく青梅マラソン号 川崎発
川崎7:54⇒武蔵小杉8:07⇒武蔵溝ノ口8:16⇒登戸8:24⇒河辺9:25
更衣室のある会場からスタートブロックまでは徒歩で5分、前方のブロックだと10分近くかかるので注意してください。
スタートのブロックは申告タイム順で、かなり細かく分かれています。
周りのペースより極端に遅い人がいると渋滞の元になるので、決められたブロックからスタートしてくださいね。
コース紹介
青梅マラソンのコースは一本道を行って帰ってくる折り返しコースです。
奥多摩方面に向かうので基本的に行きは上り、折り返した帰りは下りが続きます。
標高差が85メートルもありアップダウンの激しいコースですが、疲れてくる後半で下り基調なのはうれしいところです。
【前半】スタートから15キロの折り返しまで
30キロの部は15,000人のランナーが走ります。
片側1車線の道路全面がコースになりますが、ランナーが多いため最初は渋滞します。
高低図を見るとわかりやすいのですが、常に上るわけではなく10メートル上って5メートル下るを繰り返しながら徐々に標高をあげていくイメージです。
下手に上りで無理をすると後半がきつくなるので慎重に行きましょう
【後半】折り返しからゴールまで
折り返すと元来た道をひたすら戻ります。
下り基調なので体は楽ですが、実は大きな落とし穴が。
この大会でいちばんきつい登りは22キロ手前のよろい橋から二俣尾駅にかけてなんです。
標高差15メートルを駆け上がらなければいけません。
写真で見るとわかりにくいのですが、右に写っているブロック塀の角度を見ると、登っているのがわかると思います。
コースも3分の2を過ぎて下り基調に慣れてきたところに堪える坂ですので頑張りましょう。
ラストの5キロはそれまでと比べるとかなり平たんに感じます。
下りに慣れた状態で、体も疲れてくると最後の平たんな5キロが本当に長く感じるので最後のひと踏ん張りで気合を入れてゴールに向かいましょう。
給水・エイド
大会が提供する給水所は10キロ、16.5キロ、20キロ、25キロ付近の計4か所あります。
スタートしてから10キロ給水がないのですが、私設のエイドで給水できます。
給食は20キロ付近の給水所と一緒に提供されます。
また、公式エイド以外に私設エイドが充実しているので、果物やチョコなどふるまってくれるので、お腹がすいたらお世話になりましょう。
私設エイドの多さは青梅マラソンの風物詩です。
それでも不安な方はランニングポーチにジェルを入れて走りましょう。
ランニングベルトは揺れるとストレスが半端ありません。
私が愛用しているのはフリップベルト。
揺れないし伸縮性があって収納量抜群で、控えめに言って神です。
他に、前日の過ごし方や準備のブログも参考にしてください。
完走メダルなど大会の周辺情報
その他、大会に出るにあたって気になる情報をお伝えします。
完走メダル
青梅マラソンはフルマラソンの42.195キロではなく30キロの大会ですが、立派な完走メダルがもらえます。
フルマラソンに出る勇気はないけど完走メダルは欲しい!という方にはピッタリですね。
記録証
当日発行の記録証はありません。
後日、記録集とともに記録証が郵送で送られてきます。
写真は2019年大会のもの。
全ランナーのタイムが載っていて豪華な作りになっています。
当日はWEBで公式タイムを確認することができるので、そちらを使いましょう。
手荷物預け
手荷物預けは500円の有料制で、さらに事前申し込みという徹底ぶりです。
事前申し込みしていなくても貴重品は当日100円払って預かってくれますが、リュックなどの荷物は体育館に放置です。
大会側も放置を推奨しているのでやむをえません。
どうしても気になる方は近隣の店舗が500円で荷物預けやトイレを提供しているので活用しましょう。
商魂たくましいというか・・・(笑)
最後に 高低差が病みつきになる大会!
最後に青梅マラソンの魅力を一言で言えば、高低差がきついけど病みつきになる大会ということでしょう。
マラソン大会として30キロの記録を追い求める人はそれほど多くいません。
なのになぜこれほどの人を惹きつけるのか?
それは、高低差が自分を鍛えてくれる点ではないでしょうか?
そして青梅というお世辞にも大都市とは言えないところで、さらに奥多摩の方に向かっていくのに沿道の応援が全く途切れないところも魅力です。
さらには折り返しコースなので常にランナーとすれ違えて元気をもらえる。
青梅を足掛かりに、フルマラソンという更なる高みを目指してみませんか?
このブログが一助になれば幸いです。