早起きは苦手だから夜走るのはどう?注意することある?
そんなお悩みにお答えします。
私、ヨージーも基本は夜ランです。
単純に朝早いのが苦手というのもありますが、夜の方がメリットがあると判断しているからです。
夜ランをコツコツ続けて無事にフルマラソンサブ4も達成しました。
今日は夜ランのすすめとしてご紹介します。
夜にランニングをするメリット
まずは夜にランニングをするメリットをご紹介します。
環境面や身体面など、朝にはない効果があります。
ケガのリスクが低い
私たちの体温は朝起きた時がいちばん低い状態です。
時間とともに徐々に体温は上がるため、夜走る時には体が温まっている状態です。
つまり夜の方がもともと体が動く状態になっているために、朝よりもケガをするリスクが低いのです。
朝は入念にストレッチをして体をほぐす必要がありますが、夜は少し手を抜いても大丈夫ですね。
またスピード練習など体に負荷をかけるトレーニングは特にケガをしやすいので、夜の方が適していると言えます。
筋肉の回復が速い
人の体は筋肉を分解してエネルギーに変えています。
筋肉の分解を促進しているのは、コルチゾールというホルモンで、このホルモンは夕方には分泌量が減ってきます。
夜のランニングは筋肉の分解が少ない状態で走れるので、ランニングの後の筋肉の回復が早いという効果があります。
暑さ・紫外線対策
夏のランニングは暑さとの戦いです。
少しでも涼しい時間帯を選ぶなら夜しかありません。
明け方でも構いませんが、かなり早起きをする必要が出てしまいます。
早起きがつらいという人は夜のランニングが無難でしょう。
また、冬でも紫外線の影響はありますので、紫外線対策面でも夜走るメリットはあります。
夜のランニングの注意点
夜のランニングにおいて注意すべき点をご紹介します。
明るい服を着る
夜走るときに怖いのは周りから見えにくいことです。
そのために、なるべく明るい服を着て自分の存在をアピールしたほうが事故のリスクを防げます。
明るい服がない場合は、腕に蛍光のリングを巻くだけでも効果があるので試してみてください。
またイヤホンで音楽を聴きながら走る人も多いですが、夜のランニングでは大変危険ですのでやめましょう。
食事は2回に分ける
本来であれば食後2時間ほど空けてから走るのが無難ですが、仕事終わりに夕飯を食べて2時間空けると走る時間がかなり遅くなってしまう人もいるでしょう。
そのようなときは、食事を2回に分けてください。
具体的には
- ランニング前にバナナやおにぎりなど消化の良い軽食を摂る
- ランニング後にたんぱく質中心の主食を摂る
- お酒は飲まない
この3点です。
ランニング前にはエネルギーを防ぐために軽めの食事にしましょう。
そして走り終わった後に筋肉の疲労回復を促すためにたんぱく質中心の食事を摂ります。
もちろんプロテインのサプリメントを摂るのもOKです。
そして、走り終わったあとはご褒美にお酒を飲みたくなりますが、疲れた体を深い睡眠で回復させるためになるべくお酒は控えましょう。
お酒は思いのほか体にダメージを与えて睡眠の質を下げてしまいます。
関連記事☞ランニングは食後何時間空けるべき?
夜のランニングが向いている人
ランニングの時間帯は朝派と夜派がいますが、こんな人は夜が向いているという観点からお話しします。
早起きが苦手な人
真っ先に挙げられるのは早起きができない人です。
私、ヨージーも当てはまります。
多少のトレーニングで朝型夜型は変えられますが、体質的に困難ときは無理することなく夜ランを選びましょう。
関連記事☞あなたは朝型?夜型?自分の型を知ろう【簡易診断付き】
走った後に何もしたくない人
夜のランニングのいいところは走った後は寝るだけという点です(笑)
私は結構重要だと思っていて、朝走った後にこれから仕事か…というのが苦手なのです。
夜ならどんなに追い込んで疲れてもあとは寝るだけなので気楽なものです。
もちろん日中仕事して疲れた状態で夜走るのは大変だし、急に飲み会が入って走れないということもあるので、ある程度自分で予定をコントロールする必要があります。
ランニング仲間と走りたい人
ひとりでランニングを続けるのはなかなか大変です。
ランニングサークルに入るなど、仲間を作ることはランを続けるモチベーションになりますよね。
さて、ラン仲間が集まりやすいのは朝?夜?
やっぱり夜なんですね。
仕事終わりにランステに集まってトレーニング!
こんな活動は仕事前の朝はなかなか難しいです。
仲間と走るなら夜がベストですね。
自分に合ったランニングスタイルを見つけよう
夜ランのすすめをお話してきましたが、実はランニングで一番大事なことのは楽しく走ることだと思います。
仕事終わりの夜だと体が疲れ切ってて走れない!という人もいると思います。
そんなときは無理せず、走れる時間帯を見つけてみましょう。
ランニングのコツは無理なく楽しくコツコツです。
本記事が自分に合ったランニングスタイルの一助になれば幸いです。
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